2008 02/18(月)
Mac風の壁紙を作ってみました。

Mac風壁紙

とあるPCメーカーさんのビジネスモデル向けの壁紙を制作したのですが、その時に作ったうちの一つです。

もちろんWindowsのPCなので、社内選考の時点でダメでしたがw その代わりに作った、もう一案の方が実際に採用される事になったので良かった。。リサイクルとして、どっかの壁紙サイトに投稿しようかと思ってます。

2種類だけ用意したので、よかったらご使用ください。
1920px * 1200px
1280px * 800px

きれいな曲線を描くコツは、

1.ベジェ曲線は大きく取る事。
2.アンカーポイントは少なく。

この2点だけですね。

2008 01/29(火)

CSS:画像置換text-indent:-9999pxのお話

CSSのお話です。最近この話題が流行っているのか、RSSリーダーで時々ひっかかります。
CSS:画像置換text-indent:-9999px以外を検討してみる
CSSのtext-indent:-9999pxがスパム??

CSSコーディングが流行りだした頃の書籍には、画像置換で隠したいテキストはtext-indent:-9999pxで隠しておく方法が書かれていましたが、これをやってしまうと音声ブラウザで正しい順番で読み上げなかったりします。要するにアクセシビリティを重視するのであれば、text-indent:-9999pxは使ってはいけないという事です。

みなさん個々のやり方をやっている用ですが、今までの経験上、最適なやり方を紹介しておきます。仕事ではこの記述をしています。

#div_name{
width:202px;
height:0px; ← 高さは0にしておいて、
padding-top:84px; ← 背景画像の高さを指定して、(もし84pxだったら)
overflow:hidden; ← 84pxから溢れるテキストを隠す
background:url(任意URL) no-repeat; ← 背景画像を表示させる
}

というやり方が構造上でも問題が無いかと思います。文字サイズを大きくしても、overflowで隠しているので、溢れて表示されてしまったという事もありません。

そもそもtext-indentって?

text-indentプロパティは、段落の一行目のインデント幅を指定するのに使用します。

小説で段落の始めに全角一文字分、上をあけるのをCSSで適応させるプロパティです。-9999pxをやると、消えるのでは無く、とんでもない場所に置かれている事になります。

2008 01/05(土)

自分にとってデザイン・デザイナーとは。年始めですから。

自分にとってデザイナーとは、クライアントの事業活動の一端(広告宣伝)を担う存在である。と考えています。決して、自分だけが作りたい物を作るのではなく、クライアントが持っているイメージ・要求を具象化してあげる仕事です。その中でも、クライアントのイメージに支障ない程度で自己表現を入れたい。この葛藤を持ちながら創造をしていく存在。
だから、アーティストとは違うと思っています。

アーティストとは、自分が作り出したい世界観やイメージを形にする人
デザイナーとは、すでにあるモノを豊かにする、改善(カイゼン)をする人

だと思っています。

例えば、水をきれいにする機械をデザインするとしたら、
外観は青か緑で、人が「きれいな水」を想像できる色にしたいとか、
シースルーの素材にして、きれいになって行く実感を体感出来る様にするとか。
それに加えて、水をきれいにする事が楽しいと思えるギミックを付けたいとか。
これらは、改善(カイゼン)ですね。

今のデザインって?

現代のデザインと言えば、「シンプルさ」です。
携帯電話も、車も、テレビも、住宅も、ほとんど「シンプルな…」がコンセプトになっている事が多いです。

それはなぜか?

根本的な理由の一つとして、
現代以前は、(例えば、古代・中世西欧、縄文土器や金屏風などなど)
ほとんど全てのモノは緻密な模様や、精巧な描写がちりばめられているモノがデザインとされてきました。
それは、今までの権力者・国家が、己の権力・威圧を象徴とするパワーを民衆や敵対者に与えたかったからでは無いでしょうか?
しかし、現代は平等・個人社会。
不用意な威圧は必要とされなくなりました。
そのためにシンプルであることがデザインの主流となったのです。
そのモノが必要とされている機能だけを残し、不必要なものは切り捨てる。

一言で比較をするなら

以前のデザインは、モノが人にパワーを持たせる為のデザイン。
現代のデザインは、モノを人に近づける為のデザイン。いわゆる人間工学、GUIなどです。

今年は出来る限り、クライアントの事業の一端を担う存在でありながら、シンプルなデザインをしたいと思っています。

では、本年度もよろしくお願いいたします。